リアップジェットとリアップEXジェットのレビューや効果の紹介!!若いうちからの薄毛予防製品の性能は!?

発毛剤

リアップジェットとは

リアップジェットとリアップEXジェットは、大正製薬が出している発毛剤製品です。
大正製薬は、発毛剤であるリアップや栄養ドリンクのリポビタンDで有名で他にも数多くのヒット製品を出している会社です。
今回紹介するリアップジェットは唯一発毛効果が有ると認められた成分であるミノキシジルを含んだ製品です。
30代から始める抜け毛進行予防という事で20代後半から30代に向けての薄毛予防製品となっております。
ミノキシジル濃度1%となっており副作用の心配もかなり低くなっておりますので初めての発毛剤デビューにはいいのではないのかと思われます。
今回はリアップジェットとリアップEXジェットについて紹介していきたいと思います。

製品URL
https://brand.taisho.co.jp/riup/riupjet/

リアップジェットとリアップEXジェットの違いについて

リアップジェットとリアップEXジェットの違いについてですが、リアップジェットは微香料なのに対して、リアップEXジェットはフレッシュペア(洋梨)の香りとなっており、他に含まれている成分及び配合量は変わらない為、使用者の好みに応じて使用できる製品となっています。

参考資料
https://www.taisho.co.jp/company/news/2021/20211018000846.html

リアップジェット
https://brand.taisho.co.jp/riup/riupjet/

リアップEXジェット
https://brand.taisho.co.jp/riup/riupjetex/

配合成分と副作用について

リアップジェット及びリアップEXジェットの主成分であるミノキシジルは、日本皮膚科学会が出している男性及び女性型脱毛症診療ガイドライン2017で、男性の推奨度A(行うよう強く勧める)とされておりAGA治療には無くてはならない成分の一つとされています。

ミノキシジル

ミノキシジルは、アップジョン社(現在ではファイザー社)が開発した高血圧の薬で、服用した患者に多毛症の症状が現れた為、発毛剤として研究がされるようになりました。
そして、発毛作用が認められた為、世界中で薄毛治療に使用されるようになった成分です。
日本でも厚生労働省の認可を受けており、多くのAGAクリニックなどでも薄毛の治療薬として処方されています。
(ミノキシジル濃度5%の場合)

大正製薬が出しているデータでは、濃度5%の発毛剤を使い始めて16週間(約4ヶ月)ほどで約8割の方に、20週間(約5ヶ月)では約9割ほどの方に発毛効果が実感できたというデータが有ります。
グラフのデータを見てもらうとわかるように使い続ける期間が長くなるにつれて改善度が増してきている事がわかります。

次にこちらのグラフは、濃度5%の発毛剤を使い、1㎠あたりの総毛髪数の変化をグラフにしたものです。
このグラフによると最初の4週間後(約1ヶ月)は、1.4本だったのに対して、次の8週間後(約2ヶ月)は19本と髪の毛の本数が増えてきているのがわかります。
試験終了時である、24週間後(約6ヶ月)では、21.6本と開始時から髪の毛本数が増加している事がわかります。

こちらのグラフは、1㎠あたりの40㎛以上の毛髪数の変化を表したグラフです。
このグラフによると初めて4週間(約1ヶ月)は、0.8なのに対して、8週間(約2ヶ月)から15.3本と40㎛以上の髪の毛の数が増えているという事がわかります。
この事からミノキシジルには、髪の毛を太くする効果も有るという事がわかります。

参考資料
https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/detail_219.html

パントテニールエチルエーテル

肌の保湿や皮膚細胞を活性化させる効果が期待されています。
そして、体内でビタミンに変化するプロビタミンと呼ばれている物質でもあります。
毛母細胞に働きかけて細胞分裂を活性化し、髪の毛の成長を促進させる効果が期待できます。
保湿効果も期待でき頭皮の新陳代謝を高め、老朽化し老廃物がたまりやすくなる頭皮状態を防ぐ効果があります。

トコフェロール酢酸エステル

酢酸トコフェロールはビタミンE誘導体の一種で、抗酸化作用によって脂質が酸化するのを抑える働きや頭皮の炎症や匂いを抑える効果が期待できます。
また、動物実験では有りますが、酢酸トコフェロールと L-メントールの混合物はマウスの発毛を相乗的に促進したというデータも有り人への効果も期待する事が出来ます。

参考資料
https://www.mdpi.com/1999-4923/12/12/1234

l -メントール

頭皮のかゆみをおさえ、清涼感をあたえる効果が有ります。

副作用について

リアップジェット及びリアップEXジェットの副作用についてですが、主に副作用に関係してくる成分は、ミノキシジルがあげられますのでミノキシジルの副作用を紹介していきます。

ミノキシジル
皮膚(頭皮の発疹・発赤、痒み、かぶれ、フケ、使用部位の発熱)
精神神経系(頭痛、気が遠くなる、めまい)
循環器(胸の痛み、心拍数が速くなる)
代謝系(原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ)
などが有ります。
リアップ(ミノキシジル濃度5%)の審査報告書によると副作用の発症率は、

64歳以下は8.52%

65歳以上は14.86%

となっております。

参考資料

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000023431_1.pdf

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000048348.pdf

https://www.catalog-taisho.com/content/dam/selfmedication/jp/ja/riup/images/06806/pdf/06806_Explanation1.pdf

効果について

ミノキシジルは、濃度が高くなる事で発毛効果が増す

ミノキシジルは、濃度が高くなることで発毛効果が増すという事がわかっています。
概要は、

393名の男性被験者を対象にした試験で、試験期間は、48週間(約1年間)です。
使用された物は、2%及び5%のミノキシジル液とプラセボ(偽薬)を用いて行われました。
試験は、上記3組をランダムに割り当てて試験を行いました。
試験結果は、(脱毛部1㎠内の増加量で測定)

プラセボ群 平均3.9本

2%ミノキシジル群 平均12.7本

5%ミノキシジル群 平均18.6本

この試験から、ミノキシジルの発毛効果は濃度が濃くなれば濃くなるほど効果が増すという事がわかります。

参考資料
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

どれくらいの薄毛の方にお勧めか?

リアップジェット及びリアップEXジェットはどれくらいの薄毛の方に効果が有るのかという事ですが、上の画像をご覧ください。
こちらの画像は、リアップジェットの添付文書の一部の画像です。
この添付文書の説明によりますと、上の画像のような状態ですと効果が有るとされています。
ただ、左から3番目や4番目のような状態以上ですと効果が得られない可能性があるとされています。
もしも効果があまり実感できないという場合は、5%以上の濃度の物を試してみるのもいいかもしれません。
お勧めは爆毛根ローションです。
ミノキシジル濃度5%と7%から選ぶことができ、ミノキシジル以外にも脱毛抑制効果のあるデュタステリドと頭皮のストレスを緩和してくれる成分であるオキシトシンを含んでいます。
ミノキシジルとデュタステリド(内服薬ですが)は日本皮膚科学会が出している男性及び女性型脱毛症診療ガイドライン2017でどちらも男性の推奨度A(行うよう強く勧める)とされている成分ですので他の発毛剤と比べても高い効果が期待できます。

返金保証もついていますのでお試し程度に始められますので気になりましたらご覧ください。

参考資料
https://www.catalog-taisho.com/content/dam/selfmedication/jp/ja/riup/images/06806/pdf/06806_Explanation1.pdf

M字はげに効果は有るのか?

M字はげの部位である生え際の部分は元々毛細血管が少ない為、髪の毛に栄養が行きわたりにくく薄毛の治療は他の部位と比べて難しいとされています。
軽度の場合ですと、5%ものならば効果が有ったという話は聞いた事は有りますが、リアップジェットやリアップEXジェットは、主に抜け毛の進行予防を目的とされている製品ですので、M字はげの治療を行うのはかなり厳しいと思われます。
その為、大抵の方は、ミノキシジル濃度10%以上の物で治療される方が多くおられます。
よく使われている方法としては、M字部分は10%以上の物で治療を行い比較的効果が現れやすい頭頂部などは現状使用している濃度の物で治療するという方法です。
5%の物ではあまり効果が実感できないという方にお勧めの方法です。
M字部分にお勧めの発毛剤ですが、フォリックスシリーズのFR15とFR16がおススメです。
どちらもミノキシジル濃度15%と16%と高濃度で、FR15はリアップなどと同じローションタイプで、FR16はクリームタイプと少し違いが有ります。
べたつきなどが気になるという方は、FR15がおススメで、べたつきが気にならないという方は、FR16がおススメです。
5%のミノキシジル発毛剤製品を使用した事のない方は、まずは5%物を使用してみて様子を見ながら濃度を上げていく方がいいと思われます。

 

使い方について

リアップジェット及びリアップEXジェットの使い方についてですが、1日2回、1回1ml(15噴射)を頭部の気になる箇所に塗布してください。
詳しい使い方は大正製薬の公式のページに使い方の動画が有りますので気になりましたらご覧ください。

 

参考資料
https://www.catalog-taisho.com/content/dam/selfmedication/jp/ja/riup/images/06806/pdf/06806_Explanation1.pdf

https://www.catalog-taisho.com/content/dam/selfmedication/jp/ja/riup/images/05700/pdf/05700_Explanation1.pdf

まとめ

今回は、リアップジェット及びリアップEXジェットを紹介していきました。
ミノキシジル濃度1%なので、主に薄毛対策として始めるのに丁度いい製品です。
医薬成分配合という事もあり育毛剤よりも効果が高い為、現状の育毛剤に満足のいかない方向けの製品なのではないのかと思います。

 

 

 

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