リグロースラボ ハイパフォーマンススタイリングジェルとは
リグロースラボ ハイパフォーマンススタイリングジェルは、アメリカのフロリダ州マイアミにあるSapphire Healthcare LLC(サファイヤヘルスケア)と言う製薬会社が扱っている発毛成分などを含んだ整髪料です。
サファイヤヘルスケアは主に、ヘアケア製品やスキンケア製品なども扱っており、海外だけではなく日本でもファンが多くいるメーカーです。
特に、サファイヤヘルスケアの扱っている、フォリックスシリーズやリグロースラボシリーズの発毛剤は、高性能で安く非常にファンの多い製品です。
今回紹介する製品は、そんな人気シリーズから出ている発毛成分や育毛せいぶんが含まれた、高性能整髪料を紹介していきたいと思います。
会社URL
https://www.sapphirehealthusa.com/
配合成分と副作用について
リグロースラボ ハイパフォーマンススタイリングジェルは、整髪料ではあるのですが、日本皮膚科学会がAGA(男性型脱毛症)の治療に効果的であるとされている成分も含まれている事から育毛や発毛にとても効果的である成分が含まれている為、使えば使うほど薄毛対策になる画期的な製品です。
ミノキシジル
ミノキシジルは、アップジョン社(現在ではファイザー社)が開発した高血圧の薬で、服用した方に多毛症の副作用が現れた為、発毛剤として再び研究される事となりその結果発毛作用が認められた為、世界中で使用されるようになった成分です。
日本でも厚生労働省の認可を受けて、多くのAGAクリニックなどでも薄毛治療薬として使用されています。
大正製薬の出しているデータでは、発毛剤(濃度5%)を使い始めて16週間(約4ヶ月)ほどで8割ほどの方に20週間(約5か月)では9割ほどの方に発毛効果が確認できたというデータも出ています。
上のグラフを見てもらうとわかるように使い続ける期間が長くなるにつれて、改善度が少しずつ増してきていることがわかります。
こちらのグラフは、1㎠あたりの40μm以上の太さの毛髪数の変化をグラフにしたものです。
このグラフによると初めて4週間(約1ヶ月)目は、0.8本なのに対して、8週間目(約2ヶ月)からは、15.3本と40μm以上の髪の毛が増えているという事がわかります。
この事から、ミノキシジルには、発毛効果だけではなく髪の毛を太くする効果も有るという事がわかります。
参考資料
https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/detail_219.html
アデノシン
アデノシンは、日本酒に含まれていれう成分で、資生堂の高級育毛剤であるアデノゲンと言う育毛剤に使われている成分です。
効果としては、毛乳頭細胞を刺激し発毛促進因子FGF-7を生産する働きが有り髪の毛の成長をサポートする効果が有るとされている成分です。
トリペプチドー1銅
トリペプチドー1銅は、抗酸化作用と抗炎症作用で知られ、頭皮のアンチエイジングに有用とされています。
血行促進効果やDHT(ジヒドロテストステロン)抑制効果が有ると言われている成分で、頭皮に使用する事により髪の毛の成長を促す効果が有るとされています。
副作用について
リグロースラボ ハイパフォーマンススタイリングジェルの副作用についてですが、主に医薬成分であるミノキシジルがあげられますので紹介していきたいと思います。
ミノキシジルの副作用
- 頭皮のかぶれ
- 痒み
- ふけ
- 発疹
- 頭痛
- めまい
- 動悸
- 胸の痛み
- 手足のむくみ
などの症状が現れる場合が有ります。
大正製薬が出しているリアップ(濃度5%)の審査報告書には発症率が、
64歳以下は8.52%
65歳以下は14.86%
となっており、ミノキシジルは濃度が上がれば上がるほど発毛効果は増していきますが、その反面副作用も増してしまうので注意が必要です。
リグロースラボ ハイパフォーマンススタイリングジェルのミノキシジル濃度は2%なので、5%の物と比べると半分以下なので、発症率は上の数値よりも低くなると思われます。
効果について
ミノキシジルは濃度が高くなれば発毛効果も高くなるという事がわかっている
ミノキシジルは、濃度が高くなれば発毛効果も高くなるという事が研究からわかっています。
研究内容を紹介すると、393名の男性披見所を対象にした試験で観察期間48週間(約1年間)行いました。
使用されたのは、2%及び5%のミノキシジル液とプラセボ(偽薬)をしようしました。
試験は、上記3組をランダムに割り当てて試験を行い結果は、(脱毛部1㎠内のっ増加量)
プラセボ群 平均3.9本
2%ミノキシジル群 平均12.7本
5%ミノキシジル群 平均18.6本
このような結果からミノキシジルの発毛効果は 濃度が高くなるにつれて発毛効果が高くなるという事が明らかになっています。
参考資料
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
アデノシンはAGA(男性型脱毛症)の男性の髪の毛の太さを増加させた
アデノシンはAGAの日本人男性の髪の毛の太さを増加させたという試験データが有ります。
試験内容は、アデノシン又はナイアシンアミドのいずれかを含むローションを用いて、二重盲検無作為試験を行い、試験期間は6ヶ月で、1日2回102人の日本人男性に投与されました。
有効性に関してですが、髪の毛の質を評価し頂点の髪の毛の間の軟毛のような太い毛の割合、及び髪の毛の密度を計算する事によって皮膚科医が評価しました。
結果は、アデノシンはAGAの全体的な改善、太い髪の毛の増加の割合、及び研究参加者による髪の毛の自己評価の点で、ナイアシンアミドよりも有意に優れておりアデノシンローションによる原因となる有害事象は観察されませんでしたと有り、この試験からアデノシンのAGAへの有効性が有ったという事がわかります。
参考資料
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/ics.12235
アデノシン濃度0.75%の外用薬とミノキシジル濃度5%の外用薬とでは毛髪を太くする効果は同等であったという事がわかっている
アデノシンは、髪の毛を太くする効果に優れており効果は、0.75%の濃度で、ミノキシジル濃度5%と同等の効果を持っているとされています。
試験内容は、0.75%のアデノシンローションと5%のミノキシジルローションを用いて、94名の男性被験者を対象にした試験6ヶ月間のランダム比較試験では太毛率は両剤群で有意差は無く、両者同等の優位性が有るという事が報告されています。
参考資料
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
リグロースラボ ハイパフォーマンススタイリングジェルのレビュー
こちらが本体の画像です。
今回はノーマルホールドを購入してみました。
本体は、ビニールに包まれていました。
同じく!!
ビニールをはがした所の画像です。
周りの画像です。
同じく!!
本体のノズルには間違えて薬剤が出ないようにストッパーが付いていました。
ノズルを外してみるとこのような感じでした。
薬剤は赤色のような濃いピンク色のような感じでした。
こちらがポンプを1プッシュすると出てくる薬剤の量です。
かなり控えめな量でした。
ただ細かく量を調節できると考えるといいのかな?思います。
とりあえず、ある程度出してみました。
すり込んでみると赤っぽい色はかなり透明に近い色になりました。
使用してみて
匂いについて
匂いは近くで嗅ぐと少しアルコールっぽい匂いがしました。
匂いは匂ってくるような匂いではなく近くで嗅ぐとわかる程度の匂いでした。
べたつきについて
べたつきについてですが、思ったよりもべたつきは少なかったです。
痒みなどについて
私はアトピー性皮膚炎持ちで、肌はあまり強い方ではないのですが、痒みや炎症などの症状は起こらずに使用する事が出来ました。
髪の毛のホールド感について
肝心の髪の毛のホールド感ですが、私は比較的髪の毛が硬い方なのでホールド感は少し物足りなく感じました。
柔らかめの髪質の方ならいいと思いますが、少し固めの方などでしたら、一つ上のストロングホールドの方がいいのではないのかと思いました。
まとめ
今回は、リグロースラボ ハイパフォーマンススタイリングジェルを紹介していきました。
整髪料にミノキシジルが含まれており髪の毛を整えながらヘアケアができるというとても斬新な製品です。
日頃よく整髪料を使われている方は、こちらに変えてスタイリング&ヘアケアなんていいのではないのかと思います。
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