ナウフーズノコギリヤシ(ソーパルメットベリー)550mgとは
会社URL
https://www.nowfoods.com/
NOW Foods社(ナウフーズ)はアメリカのイリノイ州に本拠地を置く1948年創業のヘルスケア関連の会社です。
NOW Foods社のサプリメントは、コスパが高いという事でも知られており、ノコギリヤシ以外にも数多くのサプリメントを取り扱っているという事でも知られています。
配合成分と副作用について
ノコギリヤシ
ノコギリヤシは、ヤシ科に属する植物の一つで海外ではソーパルメットやサバルと呼ばれています。
正式学名は、Serenoa repens(セレノア・レペンス)で、日本では、主に前立腺肥大を原因とする排尿障害を緩和する可能性が有るという事で、服用されている方が多いです。
前立腺肥大と聞くと薄毛治療をされている方では、フィナステリドやデュタステリドを思い浮かべる方も多いのではないのかと思います。
ノコギリヤシに含まれるステロール・オクタコサノールと言う成分には、5αリダクターゼやジヒドロテストステロンの生成を抑える効果が有ると言われ、これが薄毛の改善につながる理由だとされています。
臨床研究では、ノコギリヤシを服用した患者のうちのおよそ38%の方に薄毛の改善効果が見られたという研究結果も出ています。
副作用について
ノコギリヤシの副作用についてですがノコギリヤシは、現在の法律上では食品扱いの成分であり、副作用に関しても過剰摂取など以外ではあまりないとされています。
過剰摂取による副作用
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢
- めまい
- 吐き気
などが有ります。
注意点
女性や子供
ノコギリヤシに関する臨床試験は成人男性を対象にしたものがほとんどで、女性や子供への有効性や安全性はあまりわかっておらず、現状では女性や子どもに対して積極的に勧められるものでは無いとされています。
そして、ノコギリヤシにはホルモン作用があるので妊娠中や授乳中の方の摂取は控えるようにして下さい。
参考資料
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/41.html
AGA治療薬を服用している
フィナステリドやデュタステリドのような5αリダクターゼの阻害作用のある物が有りますが、ノコギリヤシにも同様の効果が有ると考えられており同じ作用のある成分を併用するのは注意が必要です。
フィナステリドやデュタステリドとノコギリヤシはどちらも1日当たりの摂取目安量が見眼られており成分の配合量は有効性や安全性をもとに計算されているので、薬とサプリをそれぞれ摂取することが適切とは言えないからです。
もしもどうしても併用をしたいと言う場合は、自己判断はせず必ずかかりつけの医師などに相談してください。
抗血小板薬・抗血液凝固薬を服用している
ノコギリヤシには、血液をサラサラにする効果が有ると言われており、ノコギリヤシが抗血小板薬・抗血液凝固薬と相互作用があったという事が厚生労働省のe-ヘルスネットで報告されています。
現時点ではノコギリヤシと医薬品の相互作用については明らかにされていませんが、ノコギリヤシ配合のサプリには、薬を服用中あるいは通院中の方は医師に相談してから摂取するよう注意書きがあるので、使用前にかかりつけ医に相談する事をおすすめします。
参考資料
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-06-004.html
効果について
24ヶ月の試験でノコギリヤシには薄毛改善効果が有るという事がわかっている
ノコギリヤシには薄毛改善効果が有るという事がわかっています。
概要は、軽度から中等度のAGA患者100人の男性を対象に非盲検試験を行いました。
1つのグループは24ヶ月間毎日320mgのセレノアレペンス(ノコギリヤシ)を投与され、もう一つのグループでは、同じ期間毎日1mgのフィナステリドを投与されました。
結果は、セレノアレペンス(ノコギリヤシ)で治療された患者の38%、フィナステリドで治療された患者の68%が改善され、髪の毛の成長が増加したとされています。
参考資料
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/039463201202500435
PDF資料
https://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/039463201202500435
ノコギリヤシは局所投与でも効果が有ったという試験データが有る
ノコギリヤシは、局所投与でも効果が有ったという試験データが出ています。
概要は、プラセボを使用せず試験期間24週間(約6ヶ月)20~50歳までの50人のボランティアに局所ノコギリヤシ製品を投与しました。
判断基準は、24週目の2.54 ㎠の領域の毛髪数と育毛研究者の写真評価及び有害事象の発見でした。
試験結果は、平均毛数と硬毛数は、ベースラインと比較して12週目と24週目に増加しとの事でした。
参考資料
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ajd.12352
商品レビュー
こちらがボトルの画像です。
大きさは片手で持てる位の感じで、500mlペットボトル位の幅で、長さは500mlペットボトルの半分くらいの大きさです。
ボトルと中のサプリメントの画像です。
ボトルの裏面の画像です。
こちらが、サプリメントの画像です。
カプセルタイプで、日本のカプセルと比べると一回り位大きい感じです。
サイズは、横約2.4㎝、縦約0.7㎝位でした。
こちらが、日本のカプセルと比較した画像です。
比較するとわかりやすいと思いますが、ノコギリヤシサプリのカプセルの方が大きいという事がわかります。
服用してみて
服用してみて、カプセルが大きい為、カプセルなどが飲むのが苦手だという方は飲みにくいのではないかと思いました。
私は、特に難なく呑み込めましたが、何度か服用しているうちに飲み込みにくいなと思うような時が何度かありました。
商品レビューなどを見ていて同じような意見をもちらほら見かけるので、薬などを飲むのが苦手な方には少し不向きかもしれません。
逆に、薬などを飲むのが苦手ではない方は、特に問題はないのではないのかと思われます。
ノコギリヤシは亜鉛と併用すると相乗効果が有るかも!?
亜鉛は、髪の毛が作られるのに必要とされているケラチンの生成に必要なミネラルで5αリダクターゼを阻害する働きが有ると言われています。
ノコギリヤシと亜鉛は、相性がいいとされており相乗効果が期待できると言われております。
相乗効果はまだ医学的な根拠は無いのですが、どちらの成分も髪の毛にいいとされている成分の為、育毛サプリなどにはノコギリヤシと亜鉛がセットで含まれている事は多いです。
亜鉛が多く含まれている食品
- 牡蠣(生)
- 牛肉
- 豚レバー
- カニ
- たまご(卵黄)
- 凍り豆腐
- 煮干し
- 松の実
- ごま
などが有ります。
まとめ
今回は、ナウ社のノコギリヤシサプリを紹介していきました。
主な用途としては、これから前立腺肥大の対策や、これから少しずつでも薄毛対策をしていきたいという方に向いているのではないのかと思われます。
医薬品ではなくサプリメントなので副作用なども気にせず使えるというのが最大のメリットなのではないのかと思います。
購入したけれど使用せずに家にある不要になったサプリメントなどが有りましたらリサイクルネットが今サプリメントの買取を行っていますのでよろしければご利用ください。
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