アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーのレビューや効果の紹介!!アデノシン配合のシャンプーリンスの効果とは!?

シャンプー

アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーとは

会社URL
https://www.shiseido.co.jp/

アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーは、株式会社資生堂が販売しているヘアケア製品です。
株式会社資生堂は主に化粧品を中心に製造販売している会社で東証プライムに上場している日本の企業です。
製品は主に女性向けの物が多く男性向けの製品としては、整髪料で有名なuno(ウーノ)シリーズなどがCMなども出ており使った事のある方も少なくはないのではないのかと思います。
今回紹介するアデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーは、資生堂が出している頭皮ケアシリーズであるADENOGEN(アデノゲン)シリーズの1つとなります。
アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーに含まれているアデノシンと言う成分は、AGA治療にも男性の場合、外用を行うよう勧められるほどの成分でエビデンスなども多数出ており育毛成分の中でも評価の高い成分となっております。
その為、最近髪の毛が細くなってきたなと感じられている方、などにはおススメできる製品です。

シャンプーはドライタイプとオイリータイプの2種類から選ぶ事が出来て、利用者の肌の質に応じて使用する事が出来ます。

有効成分と副作用について

アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーの主成分であるアデノシンは、日本皮膚科学会が出している男性及び女性型脱毛症診療ガイドライン2017で、男性及の推奨度B(外用を行うよう勧める)とされております。

アデノシン(シャンプー、リンス)

アデノシンは、主に3つの効果が有るといされており、

  1. 発毛促進因子(FGF-7)の産生を促進し、毛母細胞を活性化
  2. 毛周期(ヘアサイクル)の成長期を延長し、髪を太くしっかりと育てる
  3. 血行促進効果により、毛根へ酸素や栄養を行き渡らせる

と言う効果が有るとされています。
FGF-7とは成長因子と言う内因性タンパク質の一種でケラチノサイト増殖因子(KGF)とも呼ばれるもので成長期の毛乳頭細胞から産生され、毛母細胞に働きかけることから発毛促進に関わるとされています。
アデノシンは成長因子の産生促進によって薄毛を改善し、そして頭皮の血行改善効果もあるということです。
アデノシンですが我々人間の身体にも広く存在しているだけではなく、食品から摂取することも可能です。

参考資料
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7604876/

メントール(シャンプー、オイリータイプ)

頭皮のかゆみをおさえ、清涼感をあたえる効果が有ります。

グリチルリチン酸2K (グリチルリチン酸ジカリウム)(リンス)

グリチルリチン酸2Kは、グリチルリチン酸ジカリウムとも呼ばれていて、シベリア南部、中国西部や東ヨーロッパなどに自生する多年草植物のカンゾウ(甘草)の主要成分です。
抗炎症、抗アレルギー作用が有ります。

酢酸トコフェロール(リンス)

酢酸トコフェロールはビタミンE誘導体の一種で、抗酸化作用によって脂質が酸化するのを抑える働きや頭皮の炎症や匂いを抑える効果が期待できます。

シスチン(リンス)

ケラチンを構成するアミノ酸です。
毛根を正常に機能させる効果が有り髪の毛を成長させる働きが有ります。

副作用について

アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーに含まれている成分は医薬部外品成分である為大きな副作用はないとされています。
アデノゲンの使用上の注意点としては、頭皮に傷やはれもの・湿しん・色抜け(白斑等)や黒ずみなどの異常が生じていないかよく注意して使用してください。頭皮に合わないときは、使用を中止し、皮ふ科医などにご相談ください。とされています。

アデノシンの副作用についてですが、心臓疾患診断のための医薬品として使用されている注射剤に関しては、

  • 心臓機能の異常
  • 血圧低下
  • 呼吸障害

などが報告されています。
ですが育毛剤に使用されている外用薬に関しては特に大きな副作用の記載がないのですが、心臓や血圧に障害のある方は使用前に医師・薬剤師に相談して使用する事をお勧めします。

参考資料
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00065810.pdf

効果について

アデノシンは、男性型脱毛症に対するランダム比較試験において効果が有ったという事がわかっている

アデノシンは、男性型脱毛症に対するランダム比較試験において効果が有ったという事がわかっています。
概要は、男性型脱毛症に関して,0.75%アデノシン配合ローションを用いた,101 名の男性被験者を対象とした観察期間 6 カ月間のランダム化比較試験において,毛髪径・軟毛率・太毛率の中等度改善以上の改善率は,アデノシン配合ローション群は51名中41名(80.4%),対照群は 50 名中 16 名(32.0%)であったとされています。

参考資料

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

アデノシンは軟毛率を減少させの太毛率を増加させた

アデノシンは軟毛率を減少させの太毛率を増加させたとされています。
概要は、0.75%アデノシン配合ローションを用いた,38 名の男性被験者を対象とした観察期間 6 カ月間のランダム化比較試験において,アデノシン配合ローショ ン群では対照群と比較して,毛髪径 40 μm 未満の軟毛率が有意に減少,毛髪径 60 μm 以上の太毛率が有意に増加,さらには頭髪の密度も有意に増加していたとされています。

参考資料
男性及び女性型脱毛症診療ガイドライン

アデノシン0.75%外用薬とミノキシジル5%外用薬では髪の毛を太くする効果は同程度であった

アデノシンは毛を太くする効果は優れておりその効果は0.75%の濃度で、ミノキシジル5%と同等の効果を持っているとされています。
試験内容としては、0.75%のアデノシンローションと5%のミノキシジルローションを用いて、94名の男性被験者を対象にした試験6ヶ月間のランダム比較試験で、太毛率は両剤群で有意差はなく、両者同等の有用性が有るという事が報告されています。

参考資料
男性及び女性型脱毛症診療ガイドライン

アデノシンはAGAの男性の髪の太さを増加させた

アデノシンはAGAの日本人男性の髪の毛の太さを増加させたというデータが有ります。
試験内容としては、アデノシンまたはナイアシンアミドのいずれかを含むローションを用いて、二重盲検無作為化試験を行いました。
試験期間は6ヶ月で、1日2回102人の日本人男性の頭皮に投与されました。
有効性は、髪の毛の質を評価し、頂点の髪の毛の間の軟毛のような太い髪の毛の割合、および髪の毛の密度を計算する事によって皮膚科医によって評価されました。
結果は、アデノシンはAGAの全体的な改善、太い髪の毛の割合の増加、および研究参加者による髪の自己評価の点で、ナイアシンアミドよりも有意に優れており、アデノシンローションによる原因となる有害事象は観察されませんでしたと有りこの試験からアデノシンの有効性が有ったという事がわかります。

参考資料
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/ics.12235

アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーのレビュー

私は、乾燥肌なのでドライタイプのシャンプーを選びました。
表面はこのような感じです。

 

裏面はこのような感じです。

 

フィルムを剥がすとこのような感じで少し見た目が変わります。

 

裏面。

 

シャンプーの中身の薬剤はこのような感じでした。

 

リンスの薬剤はこのような感じでした。

使用してみて

泡立ち

シャンプーの泡立ちはよく、リンスは、他の市販の物同様泡立ちは有りませんでした。

匂いについて

シャンプーは少し甘めの匂いがしました。ネットの口コミなどでは柑橘系の匂いがすると表現がされているのが多く見かけましたが、私は柑橘系の匂いなのかな?と思いました。
普通に使用していて、気になる匂いではないので、私的にはいい匂いだと思いました。
リンスの匂いも似たような感じの匂いですが、リンスの方がシャンプーよりも少し匂いが強めな感じがしました。

肌荒れなどについて

肌への影響ですが、私は特に起きず普通に使用する事が出来ました。

まとめ

今回は、アデノゲン スカルプケアシャンプーとスカルプケアコンディショナーを紹介していきました。
シャンプーとコンディショナーにアデノシンが含まれているという事もありそこら辺の育毛シャンプーと比べてもコスパはかなり高めな製品なのではないのかと思います。
育毛剤と違ってシャンプーなら毎日お風呂に入って使うものですので使い忘れを防ぐこともできますので、朝忙しくて育毛剤を使うのを忘れがちな方にはとてもお勧めできる製品なのではないのかと思われます。
気になりましたら見てみてください。

 

 

 

 

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